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2006.09.24 Sunday
プロの言葉
子供が名探偵コナンの単行本を買ってきたので、読ませてもらう。
中に、サッカーのエピソードがあり、ドイツの名選手であるベッケンバウアーの言葉が出てきた。 「強いものが勝つのではない。勝ったものが強いのだ。」 プロのスポーツ選手らしい言葉である。 こないだ書いた、シャラポワの事で、ウチの長男にこれを言ったら、上手いものが強いとは限らないということだ、と言われてしまった。 口が減らないのは誰に似たのか…。 今の日本のプロスポーツの選手で、一番言葉に重みがあるのはイチローだと思う。 彼らしい言葉がある。 「小さいことを積み重ねるのが、とんでもないところへ行くただひとつの道だと思っています」 「苦悩というものは、前進したいって思いがあって、それを乗り越えられる可能性のある人にしか訪れない。だから苦悩とは飛躍なんです」 これは、スゴイですね。 努力の積み重ね、前に進むからこその苦悩…さすがに大リーグで記録を作っただけの事はある。 去年、一番よかった、マイケル・J・フォックスの本の中に紹介されている言葉も好きだ。 「神様、自分では変えられないことを受け入れる平静さと、自分に変えられることは変える勇気と、そしてそのちがいがわかるだけの知恵をお与えください。」 「そのちがいがわかるだけの知恵」これが一番難しいと思う。 スポーツでも、俳優でも、実際に現場にいる人のコトバは重みがある。 |
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