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2006.09.14 Thursday
先延ばしの美学
休日の楽しみの一つが本屋をうろつくこと。
見ているだけの時もあるが、面白そうな本があると、ついつい買ってしまう。 読んでない本もたまってきたが、読んでしまった本もたまってきた。 ぼちぼち、本を整理しなくてはならない。 本棚がなくなってきたのだ。 たぶん、二度と読まないという本はたくさんあるので、それを捨てればよいのだが…。 柴田連三郎の眠狂四郎シリーズや、池波正太郎の忍者もの…そういえば、鬼平犯科帳は読んでないなあ…、福地泡介の麻雀もの、吉行淳之介の短編集、阿川弘之の海軍小説、佐藤愛子のエッセイ集、豊田有恒や光瀬龍、かんべむさしのSF小説、海外作家のミステリ、渡辺昇一の新書…もう少し茶色になってきている本がたくさんある。 石川達三や太宰治、檀一夫、安岡章太郎、小林信彦、山口瞳なんかも古い。もう手に入らないものもあるだろう。 筒井康隆も、田辺聖子も、見かけない本が増えたので、捨てられない。 岸田秀の文庫もあまり見なくなった。 山本七平も、山本夏彦も、死んでしまった…。 困った話だ。 どれをとっても、自分が読んだ本となると、捨てにくい。 もちろん、読んでない本は捨てられない。 ぼちぼち、選ばないといけないか…。 本を二重に置けば、奥の本はとりにくいが、とりあえず置いておくことはできる。 (既にそうなっている本棚もある) 頭が痛い問題だが、ぼちぼち取り組まないといけないなあ。 年が明けたら、考えよう。 これを先延ばしの美学という。 |
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