考えたこと2

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Boston Public
有名なデビッド・E・ケリーというプロデューサーが作った、アメリカの学園もののドラマがBoston Public。
ケーブルテレビでやっていた。

今では日本でもやっているようだが、学校ものといっても、このドラマは公立高校の先生たちが主人公である。
生徒は少ししか出てこない。あくまで、先生が描かれる。

頼りになる校長、厳しい教頭、心の問題を抱えた社会科教師、結婚に失敗した音楽教師、弁護士を辞めて学校に来た教師、教室で拳銃を発砲したりする熱血教師などなど。

見ていると、歴史の授業など、面白い。もともと、アメリカの歴史自体が近代しかないので、一つの出来事を詳しくやっている。
なぜ、日本と戦争を始めたのか…などのやり取りもあった。
成績に対する生徒の思い入れや、ドラッグや銃の問題など、よくなったとはいえ、アメリカの持つ問題もよくわかる。

9.11のあと、イスラム系の生徒に対するイジメを校長が止めたエピソードや、教え子がイラクで戦死するというエピソードなど…すごく考えさせられるテーマが続いた。

人種差別については、何度も繰り返し描かれている。
黒人だけでなく、ヒスパニックの人たちも出てくる。

アメリカの社会派のドラマには、鋭い問題提起がある。

よく練られた脚本、すばらしい俳優の演技…お金もかかっているのだろうが、どうしてこんないい番組をゴールデンタイムにやらないのか。
今の民放の番組は総バラエティになってしまって、全く面白くない。

こんなにいいドラマ、もったいない。

気楽で下らない番組ばかりやっていると、誰も民放を見なくなるぞ。

視聴拒否とかできないのか?
そうか、元もとタダだから、拒否の意味がないのか…。

今のテレビはほんとに何とかならないものか。



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