考えたこと2

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北海道のこと
20代の頃は、毎年冬に北海道に行っていた。
もちろん、仕事である。

行った先では車に乗るので、北海道というと、冬、そして車、という連想になる。

現地の人があきれるのだが、一日外で仕事をする。
とにかく、寒い。

工業団地や河川敷など、だいたい吹きさらしの場所が多かった。

一度、帯広の住宅公園みたいなところで仕事をした時、あまりに寒くて、昼にファミリーレストランで食事をした後、パフェを頼んで食べたら、やたらおいしくて、ペロッと食べられた。
甘いものを食べると、昼から、寒さに耐える元気が出るのだ。
本当に身体の中から温めるという感じ。
それも、そうだろう。一日マイナス10度以下のところに立っているのだ。

「これは、効く」ということになると、十数人のオトナが、食事が終わると、パフェを食べ始めた。
中には、どうしても甘いものはダメ、という人もいたが、寒いと身体が甘いものを欲することがわかり、食べざるを得なくなる。

異様な光景だろう。
異常に厚着した団体がドヤドヤと来て、思い切り食べて、そのあとパフェを頼んでいる…。
(北海道の人は、冬は薄着である。室内が暖かいのだ。)

冬山に登る時には、板チョコを持って…というのは、本当である。
寒さに耐えるには、甘いものが一番だ。

仕事が終わって、夕方帰る時には、いつもラジオで、「ベストテン北海道」という番組を聞いた。
他にも民放があったと思うのだが、どういうわけか、北海道放送(HBC)のベストテン北海道だった。

あまり色気のない番組で、男性のアナウンサーが、「ベストテ〜ン、ほっか〜いどう」というのが、随所に入る。

今でもやっているのだろうか…。妙にあの抑揚が懐かしい。

夜は、飲みに出る。
飲み屋に行って、ビールを頼むと、冷蔵庫から出してくる。
何度か行くと、お店の人と顔なじみになる。関西弁だから、めずらしいのだろう。

「冷蔵庫に入れておかなくても、外に出しといたらええやん」というと、
「外に出したら、凍って割れてしまうから、冷蔵庫に入れて温めてる」という返事。

なるほど、温めるために、冷蔵庫を使うのか…と驚いた。

札幌のラーメンはおいしかったし、ホッケやキンキ、イカそうめん、とうもろこし、男爵いも…どれもおいしかった。
(安いものしか食べていない…)
千歳で食べた、イクラ丼もおいしかった。

ということで、冬の北海道は素晴らしい。
シンドイ仕事ばかりだったが、楽しかった。

結局、夏の北海道には行ったことがないが、北海道は冬がいい、と勝手に思っている。



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