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2006.04.29 Saturday
マイケル・J・フォックス
テレビでマイケル・J・フォックスのパーキンソン病との闘病のフィルムを見た。
去年、ラッキーマンという彼の本を読んだが、その中に出てくる場面の一部を実際にやっていた。 議会の公聴会でマイケルがパーキンソン病について、話をするところだ。 実際に、日本人のパーキンソン病の人の闘病の姿もあった。 本の中に書かれている病気の姿が実際にわかり、本当に大変な病気だということがわかった。 映画俳優であろうがなかろうが、大変な病気なのだ。 彼の最後のテレビシリーズである「スピンシティ」は、彼がニューヨーク市長補佐官として市政にあたる、というものだが、この番組の途中で彼は自身の病気を告白した。 実際、この番組はスタジオにお客さんを入れて、2テイク撮ると書かれていた。 彼はこの番組を、クスリを飲むことで切り抜けていたらしい。 身体が震えだすと、クスリを飲んで、震えが収まるのを待つ…。 そして、収録スタジオで、観客を前に演じていた。 病気の告白後、彼は観客が彼を哀れみ、ギャグが受けなくなることを心配していた。 しかし、予期に反して、観客は病気の彼を受け入れ、彼のギャグに笑った。 本の中では、この場面はすごくよく書けている。 思わず、涙を誘う場面だ。 番組によると、彼はまた少しずつ仕事を始めているとのことだったが、本当だろうか。 それなら、すごくうれしい。 まだ若いんだし、ぜひもう一度スクリーンに帰ってきてほしい。 憂いを含んだ喜劇俳優として、マイケル・J・フォックスは素晴らしいと思う。 番組を見て、また病気の克服と、彼の復帰を願う。 |
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