考えたこと2

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新しい日本語
最近、広告を見ていると、新しい日本語が目につく。

小さくて、軽いものの宣伝だ。
デジカメとか、ノートパソコンとか…。

厚みが2cmあるものを、薄さ2cmという。
重さが2kgのものを、軽さ2kgという。

いつから、「厚さ」とか「重さ」を「薄さ」とか「軽さ」というようになったんだろうか。

薄さ、軽さという言葉自体は昔からあるが、普通は厚さとか重さと言っていたはずだ。

薄くて、軽いですよ、ということが言いたいのはわかるが、薄さ2cmなどと言われると、違和感をおぼえる。
厚さが2cmと違うの?という気になる。

このノートパソコンは、2kgの軽さです…というならまだわかるが、軽さ2kgと言われると、やっぱりオカシイ。
重さは2kgしかありません、と書いてほしい。

重量という言葉も、軽量という言葉に変わってしまうかもしれない…。

この調子でいくと、長さとか、大きさという言葉も変わっていくのも、時間の問題だ。
短いものには、短さ2cmとか、小さいものには、小ささ2mmとか、そういうふうになるんだろう。

日本語を変えてまで、商品の特徴を訴えようとする気持ちはわからなくはないが、やっぱりいやしいと思う。

どこかの会社がやりだしたら、みんな右へならえで変えたんだろうと推測がつく。
悪貨は良貨を駆逐するというヤツだ。

公正取引委員会にはひっかからないが、何とかしてほしいと思う。

歳を取って保守的になったからかもしれないが、どうも許せない。

やっぱり、「厚さ」と「重さ」だろう。


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