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2006.04.28 Friday
せつない理由
昨日のせつない理由を考えた。
子供が小さい頃のものを見ると、その姿を思い出すこと。 そして、小さい子供の姿に胸を打つものがあること。 それが理由だと思う。 小さい子供は、何かを必死でやる。 自転車に乗ることも、ベビーカーを押すことも必死だ。 そこに邪気がない。よけいな気持ちがない。ただ、それをやる。 それが、ただ、生きることを思い出させる。 大人になると、いろいろと余計なことを考える。 気をつかわないといけなかったり、損得を考えたり、イヤなこともやらないといけないし、好きなこともガマンしないといけない…。 そんなよけいな気持ちが、まだなかった頃を思い出させるのだろう。 邪心なく生きること、それが心の奥底に残っていて、そこに触れるような気がする。 それは、善く生きることにつながっているような気がする。 そして、生きていくことはむずかしいと思う。 だから、せつなくなるんだろう。 |
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