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2006.04.27 Thursday
なぜ、せつない?
遅くまで仕事をして、夜中に家に帰ったら、何となく子供の自転車が目についた。
今年、次男が中学生になって、やっと「子育て」という状態から抜け出したなあ、と思っていた。 ここまで来たら、あとは自分でがんばってや、という感じだ。 子供が小さい時は、いろいろ大変だった…、という思いもある。 べつに、子供が、手が離れて楽になったとは思っていない。 でも、ここまで来たから…という安心感はある。 前置きが長くなったが、夜中に家の前に止まっている子供の自転車を見ると、何となくせつなくなった。 大人用の自転車ではなく、子供用の自転車だ。 最初に乗っていた頃は、自転車が大きかったが、今は身体の方が大きくなった。 時間がたったなあ、と思う。 だから、せつないのか?と言われると、そんなこともないような気がする。 以前、長男が幼稚園の頃、ようやく立って歩きはじめた頃に撮ったビデオを見て、せつなくなったことも思い出した。 どこかの公園で、ベビーカーを自分で押して歩いている姿だった。 こけては、立って、ベビーカーを押していた。 この気持ちのもとは何なんだろう? 何が、自分をせつなくさせるのか、わからない。 誰にでもそんな瞬間があるのかもわからない。 そんなことを不思議だと思う。 |
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