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2006.04.10 Monday
誰が悪い?
少し、昨日のつづきを書く。
日本人の英語力が低いから、英語力向上のために、小学校から英語をする、という。 今は、巷に英語が溢れている時代だ。 字幕の映画をいくらでもテレビで見られるし、CDやビデオ、DVDの英語教材も大量にある。 駅の前には英会話教室があるし、歩きながらでも英語の勉強ができるようなウォークマンやipodというような機器もある。 昔に比べたら、英語の勉強の環境は飛躍的に向上したと思う。 みなさん、そう思いませんか? そもそも、英語力が低い、というのはどういう事なんだろう? 日本は、高度成長から経済大国になった。それは輸出のおかげだ。 海外で英語を使って商売してきたから、輸出産業が伸びたんだろう。 そんなことができたのは、その頃の英語教育が機能していたからではないのか。 そしたら、なんで今はそれが機能しなくなったんだろう? 僕は今ギターを習っているが、先生は本当に上手だし、レッスンのたびに感心する。 ギターを弾くということは、こういう事だったのか…という思いになって、がんばって練習しようと思う。 いい先生だ。 英語も同じだろう。 いい先生に習えば、上手になるのだと思う。 中学の時に習った、M先生はすごくいい先生だったと思うし、僕はM先生のおかげで英語がよくわかったと思っている。 だから、今の日本の英語教育がよくない、というなら、それは英語の先生が悪い(全員ではないだろうが)ということになるのではないか。 今の英語の先生の免許の与え方が悪いのだろう。 ちゃんと英語をわかって、教えられるだけの器量がある人が先生になっていないんだと思う。 日本人の英語のレベルが低いというなら、英語の先生を変えるべきだ。それが当たり前のことだと思う。 小学校から、週にたった1時間やったからといって、何の役に立つのだろうか…。 もし、自分で月謝を奮発して習っていたら、先生が悪ければ教室を変わることができるが、学校ではそれができない。 だからこそ、先生の質を上げるしかないのだと思う。 そう思いませんか? |
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