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2006.01.11 Wednesday
Peanutsの会話
トイレに、Peanuts(スヌーピーのマンガ)の文庫本を置いていて、時々読む。(講談社+α文庫 「スヌーピーのもっと気楽に 2のんびりがいい」)
このPeanutsというマンガは、何ともいえず、面白い。 爆笑することはないが、思わずにんまりしてしまうものがたくさんある。 大人向けのマンガだ。 スヌーピー、ウッドストックと、飼い主のチャーリー・ブラウン、妹のサリー、友達のルーシー、ライナス、シュローダー、パティ、マーシー、フランクリンなど・・動物と子どもしか出てこないのが特徴。 中で、何度見ても面白い会話がある。 フランクリンがチャーリー・ブラウンに、おじいちゃんの誕生日のことを話している、3コマのマンガ。 1コマ目「おじいちゃんは、また昨日誕生日だった・・・」 2コマ目「彼がいうには”過ぎ去った年は、私によくしてくれた”」 3コマ目「”だが、過ぎ去った月と週は、ちょっと私に無礼だった!」 やっぱり、絵がないと面白みが伝わらないか・・・。 この感じ、よくわかる。 過ぎ去った年は、いい思い出になるけど、細かいことを思い出しはじめると、イヤだったことや腹が立つことが思い出されてくる・・そういうことだ。 あの頃はよかった・・という思い出があるが「どうよかったのか?」と聞かれ、どんどん細かい部分を突っこまれると、きっと「そういえば、あの時エライ目にあった」などというところにたどり着く。 本当は、「エライ目にあった」ことこそが、いい思い出につながっているのだろう。 Peanutsの中には、そんなことを考えさせるような言葉が出てくるから、面白い。 スヌーピーのキャラクターがかわいいのはもちろんだが、実際のマンガ自体がよくできている。 スヌーピーは知っているけど、マンガは・・という方、ぜひ一度見てみてください。 |
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