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2006.01.01 Sunday
Dog Year
あけましておめでとうございます。
今年は戌年。Dog Year。 Dog Yearというと、「犬の年」とは別の意味がある。 goo辞書で引くと・・・ 「ドッグイヤー【dog year】 情報技術分野における革新のスピードを表す概念。通常 7 年で変化するような出来事が 1 年で変化すると考える。 〔人間の 7 年が犬の 1 年に相当することから〕」 PC Viewというサイトでは、こんな説明があった。 「コンピュータや情報通信、特にインターネットの世界は、ものすごく進化が速い。他の業界の何倍ものスピードで技術が進歩してきた。そのため、インターネット業界の1年は、ほかの業界の7年分に相当するという意味でドッグイヤーといわれるようになった。」 たしかに、パソコンや携帯電話の進歩はすごく早い。(これを進歩というのかどうかは主観の問題だが・・・) パソコンを立ち上げて、Googleの検索窓にドッグイヤーと入れるだけで、たくさんの関連サイトが出てきて、説明してくれるようになっている。 僕は、携帯電話については、これ以上の「進歩」については懐疑的だが・・・。 でも、情報機器で、一つ早く実用化してほしいものがある。 電子ペーパーだ。 やっぱり、何かをメモするのは、紙だ。字も書けるし、図も、絵も描けるし、線も引けるし・・。 時々試作品が宣伝されている。 A4サイズかB5サイズで、もちろん、曲げたり折ったりしても大丈夫で、表面は紙のようにちょっと摩擦がある方がいい。 厚みは1mm以下でないとダメ。 ペンは専用のものになるんだろうけど、できれば、書くときに適度なひっかかりがほしい。 1枚に書き終わったら、内容が記憶される。 記憶されると、真っ白に戻る。 1枚あれば、何ページでも書き続けられて、紙面を原稿用紙にしたり、レポート用紙にしたり、簡単に変えられる。 これはいいでしょう・・・と思ったが、やっぱりノートには勝てないか。 日記をつけているが、10年ちょっと前からパソコンになった。 それまではA4サイズのノートだった。 めったに出してみることはないが、ノートの良さは、書くときにページをめくっていると、すでに書いたことが目にはいることだ。 つけているあいだに、どこに何が書いてあったか、わかるようになる。 それと、自分の字は、どういうわけか、目から脳への流れがスムースだ。自分で書いたものは覚えやすい。 アナログにはアナログの良さがある。 ほとんど字を書かなくなって久しいが、枕もととトイレにはメモ帳とペンを置いているし、仕事の時はメモを持ち歩いている。 最近は字がきれいに書けなくなったが、やっぱりペンで書くことはいいことだと思う。 いくらDog Yearで「進歩」しても変えられないものもある。 今年はもうちょっとアナログを大事にしよう。 |
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