考えたこと2

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落研と軽音楽
中学校の時に笑福亭仁鶴がブームになって、仁鶴の落語を聞いてから、落語がやりたくなった。
でも、中学にも高校にも落語研究会がなかったので、あきらめた。
(高校時代に落語研究会を作ろうとしたのだが、作れなかった。この経緯についてはまた別に書く。)

結局、18歳から4年間落語をやった。
ギターも中学から弾いていたので、軽音楽部も考えたが、練習を見に行ったらすごくうまくて、レベルが高すぎる・・と思って、その足で落語研究会に入った。

後で聞いたら、ちょうどその時に練習していたバンドは有名なバンドだったらしい。

落語をやって、老人ホームを慰問したり、自分たちで寄席を開いたり、漫才をしたり、色々と楽しいことができた。
それ自体は後悔しているわけではないが、この歳になってギターを習い始めると、一度はバンドを組んで、誰かと一緒に音楽をやってみたかったなあ、と思う。

レッスンの時に、僕が弾くのに合わせて、先生が伴奏をしてくれたりすると、すごく楽しい。
今まで、ずっと一人でレコードやCDに合わせて弾いてきたので、新鮮である。

長男が友達とバンドを始める・・・などということを聞くと、うらやましくなる。

学生時代、学園祭のシーズンになると、女子大から出演依頼があった。
ジーンズにセッタを履いて、風呂敷に着物一式を入れて、指定の場所に行くと、「落語の人?あっち。」などと言われて、控え兼着替えの部屋を指示される。

すぐ後に、ブーツを履いて、皮のジャンパーみたいなのを着て、サングラスをかけ、ギターケースなんかを持ったバンドのメンバーが来ると、学園祭の委員の女の子の応対が明らかに違う。
「バンドの方ですか。こちらです。」と言って、一緒に部屋まで行くのだ。

「エライ違いやなあ・・・。」と一緒に行った落研のメンバーとぼやいたことを思い出す。

芸は身を助けるで、落語をやったおかげで、人前で話すことに慣れたし、少しは人を笑わせるための方法もわかり、その後の人生にプラスになったとは思う。

でも、音楽ももっとやっておけば良かったと思う。

今からでも遅くはないか。

「行動しなかった後悔の方が深く残る」というほど後悔しているわけではないが、子供が友達とレンタルスタジオに行った話などを聞いていると、ちょっと後悔する。

まあ、まだまだ花の中年だから、オヤジバンドを目指すか・・・。

誰かが「音楽に国境はない」と言っていたが、音楽に年齢もないだろう。

頑張って、練習しよう。
やろうと思わないと、何もできないし、実際に行動しないと、実現しないのは間違いないのだから。

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