考えたこと2

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冬のこと
ここ数日、日本海側は雪が降っている。

でも、冬が暖かくなったなあ、と思う。

僕らが小学校の頃は、一年に一度は神戸でも雪が降って、うっすらと積もった。
六甲山と摩耶山が白くなるのだ。

雪が少しでも降ると、寒いというより、うれしかった。
霜柱も(舗装路が少なかったせいか)よく踏みしめて学校に通ったと思う。

働きはじめた二十代の頃、会社のビルから、六甲山が見えた。
あの頃も、冬は山頂付近が白くなることが多かった。

小学校の5年か6年の頃(昭和43年か44年)、一度神戸にも大雪が降って、数センチ雪が積もったことがあった。

その時は、みんなで運動場で雪合戦をした。
雪国の雪合戦は、白い雪玉を投げあうが、神戸では、土が混じって、最後の方は茶色の玉を投げたような気がする。
それでも、すごく楽しかった。

それを思うと、やっぱり今の冬は暖かくなったんだろう。
地球温暖化か・・・。

小学校6年の時に、今では考えられないだろうが、冬になると僕らのクラスは、毎日学校から出て、3キロほど外を走るという事をやっていた。
いい先生だったと思う。
車が少なかったから、できたのか。
授業はどうしていたのか・・・覚えていない。
列を組んで走るわけではなく、自分のペースで、決められたコースを走った。

長袖の体操服に短パンで、走り始めは手が冷たくて痛かったが、途中まで行くと、身体が温まって寒くなくなる。
白い息を吐きながら、坂を上がり、川沿いの道を通って、学校に戻る。神戸は坂ばかりだから、いい運動になる。
しんどかったけど、楽しかった。

そのおかげで、学級閉鎖などなかった。

その先生ももう隠居して、静岡の田舎に帰ってしまわれた。
もう一度会いたいなあ・・と思う。

冬になって、実家に帰る途中に、小学校の前を通ると、そんなことを思い出す。


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