考えたこと2

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子供の文化祭
子供の文化祭を見に行ってきた。

まず驚かされるのは、来ている女子高生の格好。大人顔負けの派手な格好で、化粧もすごい。

教室の展示を回って、古本市に寄る。去年も行ったが、図書館で借り手のない古本を、やむなく販売している。
行った記念に、必ず1冊は買うことにしている。一昨年は掘り出し物を見つけ、よろこんで買った。

去年は、カバーに入った装丁のよい本がたくさんあった。内容は、宗教関係の本とか、マルクス全集みたいなもの。さすがに手が出ない。
今年はその手の本はほとんどなく、普通の単行本や文庫が積んであった。
図書館の所蔵印がなかったので、たぶん図書委員の生徒が持ってきた本だと思うが、2005年4月の新刊の単行本があった。
好きな著者の本で、これはラッキーだった。2200円の本が150円で買えた。

ここからが本題。

だいたい見て回ったので、時間つぶしのために野外のステージのところですわってぼんやりしていた。
野外のステージ企画は歌合戦をやっていた。

カラオケを流して、2組ずつ歌い、どちらがうまかったかというのを観客の拍手で決める、というもの。
ケミストリーを2人組でやる生徒や、女装でモーニング娘をやる生徒がいて、けっこう面白い。

もうそろそろ終わり、というところで、メガネのマジメそうな生徒が出てきた。ミスター・チルドレンの何とかいう歌を歌うという。急に参加が決まったらしく、昨日練習したとのこと。

ところが、司会がそれでは・・と言っても、カラオケが流れてこない。メガネ君はマイクを持ったまま立っていた。しばらくすると、司会が出てきて、カラオケの調子が悪くて、音が出ない・・とのこと。
どうするのかなあ、と思って見ていたら、司会の子も時間がないことを気にしていて、「それでは、カラオケなしで歌ってもらえますか?」という。
「えー、それはかわいそうやろ」とは思ったが、今さらどうしようもないらしく、メガネ君も「はい、歌います」という。

カラオケなしで、その、ミスター・チルドレンの歌が流れた。

エライやっちゃなあ、と思って見ていた。

歌が終わって、司会が出てきて、前に歌ったケミストリーの二人組と、メガネ君のどちらがうまかったか?と客席に拍手を求めた。

どうなるのかな?と思っていたら、明らかにメガネ君の方が生徒たちの拍手が多かったのだ。

ケミストリーの二人組も、悪びれず、罰則として、下手な歌を歌ってすいませんでした・・と謝っていた。

野外ステージのアトラクションだから、別に勝とうが負けようが、遊びといえば遊びだが、それでも、見ていて「みんな、いいとこあるやん」と思ってうれしくなった。

時間つぶしで寄った野外ステージだったが、おかげでいい一日になった。


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