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2005.09.03 Saturday
ディズニーランド
新幹線に乗ったら、時々大きなディズニーランドの袋をいくつも持った家族連れを見ることがある。
今日も乗っていたが、みんな満足そうな顔をしている。 以前、ディズニーランドが、なぜ人気があるのかについて、支配人だったかが講演した文章を読んだことがある。正確にいうと、読まされた、というべきか。上司から配られてしかたなく目を通したから。 それによると、ディズニーランドは常に変わり続けているし、働く人の一人一人が、お客さんに来て良かったと思うような夢を与えるのだ、という目標を持っていて、それを常に共有しているからだ、ということだったと思う。いや、共有というような言葉ではなくて”夢を与える”という価値をみんなが信じていて、それを誇りを持ってやっている・・・というような書き方だった。 ”常に変わり続ける”というのは大変なことだ。人は毎日・毎月・毎年同じ事をやる方が楽だし、しんどいことはやりたくないから。 それに、とにかく変わればいいということではないだろう。夢を与え続ける変わり方を考えないといけない。 顧客満足度、というような事で配られたテキストだったが、いい話だったのでコピーをとっておいた。例によってどこかに行ったが・・・探せばあるはずだ。 そんなふうに、みんなが夢を共有して、常に考えて、変わり続け、誇りを持って仕事ができるというような職場・・・なかなかないです。 ”夢を与える”という変わらない価値を信じて、誇りを持って働く・・・すごい。 ディズニーランドで働いている人たちが100%そうだとは思わないが、人気の秘密は”夢の価値”を信じること、そこにあると思う。 他のテーマパークが、わかっていてもマネできないのは、それをやるのがすごく難しいという事だ。 難しいからこそ、やる価値がある。 それでも、やっぱりそういう職場を作るのは難しい。 ディズニーランドにそれができるのは、やっぱり、夢の象徴であるミッキーたちがいるからだろう。 こないだおみやげに、ガラスのミッキーマウスをもらった。 そのミッキーを見ていると、ウォルト・ディズニーが考えた”夢の価値”をミッキーが笑いながら伝えているような気がする。 |
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