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2005.08.14 Sunday
メモ帳
数年前から、いつか書きたいことを「ネタ」と称して、メモしていた。
ここに書いていることのいくつかは、その「ネタ」から持ってきている。 その頃は、主に会社の帰りの電車の中で、その日あったことなどを思い出したり、流れていく景色を見ながら、漠然と思いつくものをメモしていた。 今見直すと、あまり面白くないものが多いが、中には自分でも「へー」と思うものもある。 ということは、自分で書いていても、忘れているということだ。 ブックレビューに書いたが、「論理表現のレッスン」という本の中に、「思考はそもそも論理的ではなく、ハチャメチャであるというわけです。」と書いてあったが、そのとおりだと思う。ハチャメチャであるから、忘れやすくて、思い出せない。 だから、メモが必要になる。 休みの日に持ち歩くショルダーバッグの中には、小さなメモ帳が入れてあって、面白いことを思いついたら、すぐにメモできるようにしている。 トイレにも、一つメモが置いてある。 休みの日の朝起きてすぐ、というのは、経験的に思いつきが出やすい。朝起きてすぐに行くところというと、トイレなので、メモが置いてある。 休みの日に、新聞を読んでいて、何か思いついたら、メモするためにトイレに行ったりする。 本当に、「あ、これ面白い」というような考えは消えていく。 何かを思いついたことは、覚えているのだが、内容はきれいさっぱり消える。 よくあるのは、朝歯磨きしながら新聞を読んでいて、何か面白いことを思いつき、よし、これをメモしようと思って、顔を洗い、タオルで顔を拭いたら、それを忘れていたというパターン。 機械的に何かの手順を行う、という事が、脳の中の「面白い考え」が浮かんだ場所と仲が悪いような気がする。 忘れてしまうと、思い出せない。 それでも、何かひと言でもメモしておくと、それを見れば、瞬時に思い出す。 ひと言でいいのだが・・。 実は今日も書くことが既にあったはずだった。 話をしていて、これを書こう、というものがあったのに、その時にメモしなかった。 何かすごく面白いネタだったような気がするのだが、思い出せない。 やっぱり思いついたときに、メモしないと・・・。 |
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