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2005.07.03 Sunday
サンダーバード
1960年代後半に小学生だった人なら、きっと見ていたのが、サンダーバード。
国際救助隊(International Rescue)である。 英国BBCが制作した、モダンな人形劇。 何といっても子供の心をとらえたのは、出てくるメカである。 サンダーバード1号から5号まであり、ロケット型の1号、災害発生地にものを運ぶコンテナを内蔵した2号、宇宙に行ける3号、水中専用の4号、そして宇宙ステーションである5号。これらのメカに、トレーシー一家の兄弟5人が乗り込んで、世界各地で発生した災害を救助する。とにかく、かっこよかった。 それ以外にも、地底を掘り進むジェットモグラ、隊長の姪(だったかな)のペネロープ(黒柳徹子が吹き替えしていた)御用達の乗用車であるペネロープ号など、みていてわくわくするようなメカが満載だった。 客席は空いていたが、見に来ていたのはほとんどが40代以上だった。 今回の映画は実写+コンピューターグラフィックスで、思わず、「おー、このコクピットはこうなっていたのか!」と声が出そうになる場面がたくさんある。 ストーリーとしては、今回、一番下の弟がまだ国際救助隊に入っておらず、勉強中の身であるのだが、その彼が友達とガールフレンド3人で、国際救助隊を亡き者にしようとする敵と戦う、というもの。 アクション場面も面白く、良くできたストーリーだったと思う。 これはオトナの童話。 昔見た人、ほんとに声が出そうになりますよ。 きっとこのコンピューターグラフィックスを担当した人たちも、昔サンダーバードを見ていて、今回はみんなで、ああでもない、こうでもない、などと言いながら楽しんで作ったに違いない。 そんな仕事ができたら、それはすごくハッピーな事だろう。 続編ができそうな終わり方だったが・・作ってほしい。 |
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