考えたこと2

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ギタリストのやる気
こないだのレッスンの時に先生から聞いた話。

テレビに出るようなギタリストは、たいがい足許にたくさんのエフェクターを置いている。
あれはやっぱりこだわりがあるのかと思っていた。
先生に聞くと、今は持ち運びの便利さも考えて、マルチエフェクターを使っているとのこと。

マルチエフェクターとは、単機能のものを繋げて使うのではなく、いくつもの機能を持っているエフェクター。
一つで何通りにも使うことができる。
単機能のエフェクター3つか4つ分の容積で済む。
電源も100V一つでOK。
とにかく手軽なのだ。

ぼくら素人は当然マルチを使うのだが、やっぱりプロは違うなあと思って見ていた。
でも、そうでもないらしい。
先生も年を取って、マルチを使うようになったのだが、若い頃に一度マルチの小さいのを持って行ったら、「やる気あんのか」などと言われたとのこと。
音がちゃんと出たらいいだけなのに、やっぱりいろんなことを言う人がいるらしい。

今はどんどん集積化が進み、単機能のエフェクター1個分の大きさのマルチも出ている。
先生によると、そういうのでも使える音が出るらしい。
それでも、プロはなかなか使えない。
「やる気」の問題があるからだ。

プロの世界もいろいろあるものだと感心した。

これみよがしに、足許にいっぱいエフェクターを並べている方が、やる気があると見られたりするのだ。
すごい人は、60センチ四方くらいの大きさのボードにいくつもエフェクターを並べ、いろんなところが光っている。
よく踏み間違えないものだと思う。

1万円ちょっとで172種類のエフェクトが入ったものもあれば、単機能で数万円するものもある。
たしかに足許にかけたお金で「やる気」を表しているとも言える。

変なところで評価されるものだと思ってしまう。

いろいろ苦労があるものだ…。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 20:14 | comments(0) | trackbacks(0) |

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