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2022.04.23 Saturday
法治国家?
独立行政法人地域医療機能推進機構法、医師法、新型インフル特措法、感染症法を見ても、医療従事者は「正当な理由がない限り」行政からの求めに応じなければならない、と書いてある。
人口あたりの病床数が随一の日本で、医療が逼迫するという。 その状態でまる2年経っても、「病床が逼迫」するという理由で飲食店は何度も営業権を制限された。 首相や知事が「法に基づいて」その権限を行使した。 飲食店の経営者は営業する権利を持っていて、「正当な理由がない限り」それは憲法で保証されている。 しかし、今回のコロナは正当な理由として扱われ、営業時間や人数を何度も制限されたのだ。 経営が厳しくなるとか、雇用が守れないという理由は正当な理由とはみなされなかったという事だ。 一方で、病院の病床が逼迫しているのを緩和するための方策はほとんど取られなかった。 きっと医療従事者たちが「正当な理由」を述べたのだろう。 そこにどんな「正当な理由」があったのか、ほとんど報道されないが…。 飲食店の権利は、いとも簡単にコロナ感染症という事態に対して制限された。 医療従事者の権利は、まる2年間の時間があっても、保護された。 バカの一つ覚えの「人流抑制」という理由だ。 この状態で、憲法のいう「法の元の平等」が行使されているのだろうか。 どう考えてもこの国はポンコツだ。 おまけに今日の新聞にあったが、コロナ予備費の12兆円の9割の使徒が追えないという。 要はどこにどう使ったかわからないということだ。 結局は行政がバカみたいにコロナコロナと金をバラまいたのだ。 GDPの数%の金が、何の法的根拠もなく、国会の審議も経ずに使われた。 本当にこの国は法治国家なのだろうか。 ちゃんとこの問題を検証してほしい。 |
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