考えたこと2

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留学生の相談
しばらく前から、日本から韓国に留学した学生の相談にものっている。
もちろんオンラインだ。
国を超えて相談ができるというのは、すごい進歩だと思う。

韓国に留学といっても、目的は英語の勉強だったらしい。
実際そういうプログラムということになっていたが、コロナや人数の影響があり、講義の9割が韓国語で、1割が英語ということになってしまったという。
前回の相談で、とにかくルームメイトの(英語を習おうと思っている)韓国人の学生と仲良くなることがまず大事だろう、ということになり、就活は生活に慣れてから、ということになった。

3週間ほど経って、今回の相談だった。
ルームメイトと仲良くなれたと喜んで報告があった。
それはよかった、と返事をした。

でも、今度は肝心の英語の勉強が進まないという悩み。
それはそうだろう。
授業の1割しか英語の授業がないからだ。

でも、それを承知で留学したのだから、仕方がない。
頑張って勉強してもらわないと…。

数少ない英語の、授業では諸外国の人たちが問題意識を持っていることについて、全く話せないという。
どんな問題意識か?と聞いたら、近現代の歴史や事象だった。
実際、高校では歴史は明治維新で終わってしまって、全く習っていない。

以前にも書いたが、日本では近現代史をほとんど習わない。
だから、留学しても、話が通じない。

日本人の意識は1945年で止まっているのだ。
そこからは、とにかく戦争はよくないというところで思考停止してしまっている。

外国人労働者を増やしたり、留学を勧めたりするのなら、もっとちゃんと近現代史を教えないと、海外に行ってこの学生のように恥をかく。

そういうことを文科省は考えないのだろうか…。




| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:27 | comments(0) | trackbacks(0) |

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