考えたこと2

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ブラック校則
世間ではハラスメントが問題になって、いろんな対策が言われている。
その最中に、ブラック校則として、『「下着の色は白のみ」「体操着の中に肌着を着てはいけない」。そうした理不尽な“ブラック校則”が、全国の学校に存在している。特に「下着チェック」は、いまだに増加しているという。』という記事が出た。

学校がいかに世間からずれているか、ということがよく分かる。
まともな社会人なら、こういう校則があるというだけで「え」ということになるのだが、一部の学校ではそうではないらしい。
それを教育委員会が止めるでもなく、放置しているから、記事になったのだろう。

もちろん、そういう先生ばかりではない。
それに疑念を持つ先生もいるのだが、結局そういう先生が声を上げられない雰囲気があるのだろう。
まさに体育会系という感じだ。
そういう単一の価値観が、イジメを生む土壌になっていることに気づかない。
やっている方は確信犯、というより、善意でやっているつもりなのだ。

これは特定の地域ではなく、全国で見られているという。
もはや地域的な問題というより、学校というものの成り立ちに起因しているのだと思う。
根は深いのだ。

記事を書いた人は「社会で許されない指導は学校でも許すべきでない」と書いているが、ほんとにその通り。
ブラック部活といい、ブラック校則といい、どんどん学校と社会のズレが大きくなっているような気がする。

これをどうにかするためには、教育委員会に指示を出すとか、通達を出す程度ではどうしようもない。
学校が、教育界しか知らない先生ばかりなのが問題の根っこだと思う。

そのためには、地域から人を入れるとか、社会人経験を持つ人を教員に採用する、といったことをやらないといけない。
何度も書くが、日本は外国に比べて社会人経由で教員になる人が少ない。
そういう人たちを入れることを拒否しているように見える。

社会人経験者で学校に行っている人は、一部の先生達を見て「彼らは社会人失格だ」という。

そんな状態で学校をやっているから、イジメはなくならないし、不登校が増える。
勉強を教えない先生すら出てくる。
部活のほうが勉強より大事なのだ。

子どもは頭がいいから、先生を見限る。
だから、不登校が増えたり、学級崩壊が起きたりする。
先生と生徒の信頼関係のない学校など、どうしようもない。

これは早急に直すべきだ。

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