考えたこと2

2024.9.24から、今までhttp:で始まっていたリンクが、https:に変わります。申し訳ありませんが、リンクが見られないときは、httpsに変えてみてください。
CALENDAR
<< April 2025 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
+RECENT COMMENTS
+CATEGORIES
+ARCHIVES
+PROFILE
+OTHERS
マイマイ新子と千年の魔法
?樹のぶ子の自伝的小説が原作。
WOWOWでやっていた。

アニメーションが作られて2009年に国内で上映されたが、当初は30ほどの映画館だけで上映された。
「この世界の片隅に」の片渕須直監督は、この映画の根強い評判で熱心なファンを獲得して、日の目を見たということらしい。

この映画は昭和30年代の日本の田舎が舞台。
そこで暮らす少女と、都会から引っ越してきた少女が友達になる。
あの頃の日本はまだまだ戦後すぐで貧しかったし、いろんな運命にしたがって、先生が去っていったり、友達が去っていったり、離れ離れになったりした。
それが当たり前だったからか、明るいトーン。

新子は千年前の世界を見ることができる。
想像の世界だ。
平安の時代。
作家の自伝的小説だったということで、納得。

当時は、遊ぶといっても何か道具があるわけではない。
ボールすらなく、みんなで小川に行ったりする程度。
警官の友だちが木刀を持って遊びに来ていた。
そんな時代だったのか。

明日も遊ぼうと言って別れた友だちが、急にいなくなるような事態がいろんなところで起こっていた。
そういう日常の中での生活。

ぼくが生まれたのが昭和32年。
高樹のぶ子は11歳年上だから、昭和30年くらいに小学校の高学年だ。
ちょうどその頃の風景だったのだろう。

今の70代の人たちはそういう子供時代を送ったのかと思う。

根強いファンができるのがわかる映画だった。


| | 映画・舞台 | 20:29 | comments(0) | trackbacks(0) |

コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://hdsnght1957kgkt.blog.bai.ne.jp/trackback/236980
トラックバック