考えたこと2

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メジャーセブンスコード
メジャーセブンスのコードに最初に出会ったのは、加藤和彦の曲だったと思う。
中学校の頃は、ぼくが聞いている音楽では、メジャーセブンスの音はあまり使われていなかった。
ビートルズでも、あまり使われていない。

メジャーセブンスとは、和音のルートの半音下の音だ。
Cのコードでいうと、シの音になる。
つまり、ドミソシという音を積み上げると、Cメジャーセブンスというコードになる。

このコードはCのコードとは明らかにちがって、ほんのりした響きがある。
普通のセブンスコードの音は、Cならメジャーセブンスのシの音から半音下がったシのフラットになって、これはちょっとブルースっぽい感じになる。
それとは全く違う、柔らかみを感じるコードだ。
半音違いでこんなに変わる。

コードを記譜するときは、CMaj7とか、CM7、C△7とか書く。
このコードがよく出てきたのは、山下達郎の曲だった。
キーがCなら、ベースの音がファミレドと下がっていくパターンで、コードはFM7、Em7、Dm7、CM7というものなど。

1980年代になって、ポップスにも複雑なコードが増えてきたが、メジャーセブンスコードはその代表だ。
初めて弾いたとき、6本しかないギターの弦からこんな音が出るのか、という感激があった。

こういうコードはPPM(ピーター・ポール&マリー)やポール・サイモンなどのやっていた、フィンガーピッキングという弾き方ではイマイチだ。
ボサノバみたいにコードの音を同時に指で弾くような弾き方や、エレキギターならカッティングという、山下達郎の得意な弾き方が似合う。

この先にはディミニッシュやセブンスフラットフィフスなどというコードがある。
そこはぼくにとってはジャズの入り口という感じ。

中2の頃にギターを始めて、46年。
下手の横好きで、思えば遠くに来たもんだ。

そこからディミッシュ、裏コードに行ったあたりをウロウロしている。

年を取ってから、新しいものを覚えるのは難しい。


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