考えたこと2

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地磁気逆転
千葉に地磁気の逆転がわかる地層がある、という記事が今朝の日経にあった。

現在の地球上で磁石をおくと、N極が北を指す。
北を指すからN極というのか、N極が指す方向を北と名付けたか、どちらが先かは定かではないが…。
人類の歴史が20万年くらいだから、ぼくらはずっと磁石でNが北の時代だった。

前にも一度書いたが、その地磁気が逆転するということが過去に何度か起こっている。
それが最後に変わったのが77万年前、という証拠が千葉県で発見されたとのこと。
今までは78万年前と言われていたが、1万年ズレていたということだ。

解説によると、地球の中にマグマが渦巻いているが、その中の液体になった鉄がぐるぐる回っていて、それによって磁気が発生している。
その流れが何らかの理由で変わると、地磁気の逆転が起こる。
過去360万年で11回も方向が変わったとのこと。

ということは、逆転の周期を倍ほど超えていることになり、いつ逆転が起こってもおかしくないということになる。
まあ、いくら急に変わるといっても、人間の時間のスケールでみたら何百年という単位になるんだろう。
過去200年間、地磁気の力は弱まっているとのこと。
これは地磁気の逆転の前触れなのかもしれない。

実際、逆転が起こるときには地磁気がゼロになるときがある。
磁気があるおかげで、人間にとってはいろんなメリットがある。
その一つが、太陽風というものの影響を受けないようにしてくれていることだが、ゼロになったら、もろにそれを受ける。
となると、今のままなら電子機器などが壊滅したりする。

NASAによるといったんゼロになったら、その状態が200年ほど続くらしい。

宇宙の時間で見たら、もうすぐだ。

人間同士で争っている場合ではないぞ。




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