考えたこと2

2024.9.24から、今までhttp:で始まっていたリンクが、https:に変わります。申し訳ありませんが、リンクが見られないときは、httpsに変えてみてください。
CALENDAR
<< April 2025 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
+RECENT COMMENTS
+CATEGORIES
+ARCHIVES
+PROFILE
+OTHERS
有識者会議
文科省の再就職斡旋について、日経に「元凶は文科省の大学支配だ」という記事があった。
それによると、文科省の再発防止策は「外部有識者によるチェック機関設置」だという。

この「有識者」というのはよく出てくるが、一体どういう人達をいうのか。
辞書によると「学問・識見が広く高い人」とある。
今回の有識者会議のメンバーは以下の6人とのこと。

水地啓子 弁護士 日弁連の副会長
杉山忠昭 花王株式会社執行役員 中教審の法科大学院関係の委員
原田久 立教大学副総長
番敦子 弁護士
山田秀雄 弁護士
吉田繁實 弁護士

結局は中教審の委員をやっている企業法務の人や日弁連の弁護士、大学関係者などであり、いわゆる「普通の人」は有識者に入らない。
それはそうだろう。
普通の人は仕事で忙しいし、学問も修めていないし、識見も高くない。
だから、普通の人なんだと思う。

しかし、有識者と言われる人たちの専門性はわかるとしても、視野の広さや常識はどうなんだろうか。
テレビに映る弁護士で、なんかオカシイなあと思うような人は多い。
古い話だが、オウムの弁護士はどこかおかしかった。
大学の先生が専門性はあっても、社会の常識が偏っている人が多いのは当然だ。
大学というある種隔離された組織の中にずっといれば、偏るだろう。

もっと普通に社会で働いている人を入れてほしい。
自分から意見を言わなくてもいいから、意見を聞いて、これはオカシイというところは指摘してほしい。
そういう役割を持った人が必要なのではないか。
だからこそ、今は組織の多様性(ダイバーシティ)が重視されている。

もっと有識者会議にも多様性を与えるべきだ。

普通の社会人を入れよう。



| | 考えたこと | 23:22 | comments(0) | trackbacks(0) |

コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://hdsnght1957kgkt.blog.bai.ne.jp/trackback/236491
トラックバック