考えたこと2

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追悼 中山美保
中山美保というと、関西出身のぼくらの年代なら吉本の俳優を思い出す。
吉本新喜劇の女優だ。
あの歌手の中山美穂ではない。

ぼくは一度中山美保本人と会ったことがある。
あれは1970年、万博のどこかの会場だ。
当時、どこかに出始めの電子タイプライターが多分何台か置いてあったんだと思う。
ぼくは全く使えなかったが、隣の女性が見事なタイピングをした。
思わず打った文字をみると、MIHO NAKAYAMAと印字されていた。

すぐに一緒に来ていた連れの女性たちと話をして、去っていった。

でも、あれはちらっと見た限り、中山美保だった。

Wikipediaによると、彼女は「幼年期は、父親の仕事の都合でオランダ領東インド(第二次世界大戦後独立してインドネシア共和国)・ジャワ島に育ったため、日本語がほとんどしゃべれなかった」とある。
きっと、その頃に英文タイプを覚えたんだろう。

あの頃、吉本新喜劇のマドンナだった。
あの時以来、中山美保が出てくると、あの中山美保だと思ったものだ。

もう今は帰らぬ人となった。
2009年あたりから体調を崩していたらしい。

こないだの島木譲二といい、70年代、80年代に活躍した新喜劇の人たちが続々と鬼籍に入る。

大きな作品に出たわけではない。
それでも、大多数の関西人の心の中には中山美保が生きている。

お疲れさまでした。



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