考えたこと2

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親同伴の入社式
NHKのテレビニュースで、あるIT企業が親を同伴させて入社式をやっていた。
隔世の感がある。
そのニュースが、こんな非常識な会社があるということなら納得だが、そうではなく、ごくごく普通にこういう企業もある、という紹介だったのだ。
中で親のメッセージを子どもが読むということもやっていた。

数年前にある上場企業の人事の人が、最近は親が子どもの入社に対していろいろ言って困る、ということを言っていた。
この数年で事態が変わったんだろう。

ブラック企業とか、電通の問題とかあって、就職先が心配になる親もいるのだろう。
子どもの方も親に頼るのかもしれない。
企業側もそこがあるから、心配ないという演出をしている。
父親が多かったのも驚いたのだが…。
そこにマスコミが乗ったということだ。
もちろん、それが珍しいからニュースになる。
そんな会社は珍しいのは事実。

これがあと十数年経って、どうなるのかわからない。

ぼくは子どもの入園式、入学式に出たことはないが、十数年年下の世代なら、出る人は多かった。
90年代後半に彼らに聞くと、「父親もたくさん来てますよ」とのことだった。
会社も便利になって、半日単位で休暇を取れるようになったりした。
そして今は普通の出来事になっているようだ。

してみると、この現象はどう見たらいいんだろうか。
親離れができなくなってきたのだろうか。
子離れができなくなってきたのだろうか。
会社がアブナイ場所になってきたんだろうか。
今のオトナの入り口は22歳だが、そこはまだ子どもという扱いになってきたのだろうか。

ニュースで取り扱うようになったということは、ある意味で認められたということだ。

これが毎年社数が増えて、そのうち入社式には親の席ができるのかもしれない。

そんな時代にはなってほしくないが…。

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