考えたこと2

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英語教育
京都府の教育委員会が2月に英語の先生の状況を発表した。
京都市を除く中学校の英語教員のTOEICや英検の成績が低く、資質が問われかねない、と言っている。
京都市を除くと言っているのは、調査対象ではない、ということで京都市が問題ないというわけではない。

TOEICの目標は730点。これは英検準1級相当。
受験した74人のうち、目標達成したのが2割らしい。
50歳未満の教員150人のうち、74人が受けたということだ。
最低点が280点、500点未満も14人とのこと。
これはひどい。
50歳以上の教員はどうなっているのか、わからない。
また、受けなかった76人はどうなっているのか。

さらに、受験者の平均点はセミナーや自習をしても、578点から588点と10点しか上がっていないとのこと。
これでは先生が勉強しなさいと言っても、生徒は聞かないだろう。

中学校全体では英検準1級相当の達成率は25.8%から34.5%に増えたらしいが、それでも6割以上が下回っている。
これで英語を読んで、書いて、聞いて、話せるという目標?は達成できるんだろうか。

何度も言うが、学習指導要領を変えると同時に、先生も教育される必要がある。
それができるかどうかに成功がかかっている。

アクティブ・ラーニングといい、英語教育といい、まずは先生の教育が第一。

本来なら、学習指導要領を大きく変えた時には、教員養成課程も変えないといけない。
というか、思いつきで指導要領を変えるのではなく、計画的に先生を養成してから変えるのがスジだ。

それは当たり前だと思うのだが…。



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