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2017.04.02 Sunday
べっぴんさん
ようやくNHKの朝ドラが終わった。
今回のドラマは今までの中ではだいぶ悪い方だと思う。 予算が少なかったのではないか。 ドラマのキャストを締めることができるベテランがいなかった。 正確にはいたのだが、早く役の上で死んでしまった。 普通はもう少し長いこと生きているのだが、今回はヒロインが年を取るのが早かった。 もう一つは、ヒロインの年齢だ。 二十歳の役者に40代や50代の役を長期間やらせるのは無理がある。 後半の2ヶ月以上、実年齢より20歳以上老けないといけないという役だった。 息子の役のほうが、実年齢は上なのに、自分はもっと老け役になる。 そんな器用なことはできないだろう。 脚本も悪かったが、後半は若い俳優たちがみんな老け役で学芸会みたいだった。 わざとセリフをゆっくり喋ったり、動きをゆっくりしたり工夫していたが、それが見ている方によくわかってしまってはダメだろう。 努力は買うが…、というところ。 だいぶ深刻な予算削減があったのだと推測する。 脚本も、役者もだ。 何でも削りすぎると、表に出る。 心なしかエキストラも少なかった。 近頃よく昔の時代劇を見るが、エキストラの数が多い。 昼間の町並みのシーンでは、必ず人通りがある。 最近のドラマでは、病院だというのに、廊下全く人通りがない場面があったりする。 エキストラは、まず予算カットで削られるんだろう。 しかし、NHKの朝ドラがこのレベルなら苦しい。 視聴料を払っているのに、これではね…。 次回に期待しよう。 |
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