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2016.04.25 Monday
燃費の改善
ガソリンエンジンの燃費の改善はまだまだ望みがあるらしい。
電気自動車が普及したといっても、まだまだガソリンエンジンは当分生き残る。 世界中のメーカーが内燃機関をやめるのは無理だ。 したがって、ガソリンエンジンの燃費の改善は続く。 今のガソリンエンジンの熱効率は最高で40%程度らしい。 それを45%まで上げる技術が「燃料改質技術」というもの。 エンジンで燃焼した後の排気ガスと燃料を混ぜ、触媒を通してもう一度燃焼させるというような技術。 これはそんなにお金がかからず、実用化も可能ということだ。 早ければ2018年にも出てくるかもしれない。 自動車メーカー各社がしのぎを削っているとのこと。 マツダはこれに力を入れている。 内燃機関の改善がまだまだ主流という考えなんだろう。 トヨタはハイブリッドで先行した。 石油の値段が下がり、ガソリンが安くなったのは計算外だっただろうが、それでも環境にやさしく燃費がいいことや先進的な装備で売れた。 ホンダもリコールでつまづいたが、ハイブリッドで追いかけている。 日産は電気自動車だ。 それでも、生産は1車種。 やはり当分はエンジンの時代が続く。 生産量は落ちてきたとしても、まだまだエンジンだ。 電気自動車なら、スタンドが間にあわない。 インフラが追いつかないからだ。 ハイブリッドにしてもエンジンは必要だし、世界中のクルマが脱石油をするのはまだまだ先だろう。 だから、今はまだエンジンの改良が必要ということだ。 アメリカにテスラモータースという会社があるが、そこが出した電気自動車はすごい売れ行きだ。 航続距離がそこそこあり、安い。 一家に二台の家庭では一台が電気自動車でもかまわないんだろう。 そういうのを見ると、電気自動車の時代も近いように思えるが、まだまだ充電できるステーションが少ないから遠出ができない。 そこがネックだ。 今後20年はどうなるかわからない。 自動車会社もどこに投資するのか、難しいだろうなあ。 |
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