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2016.04.20 Wednesday
株式投資
今は株式投資は金儲けの手段になっている。
まあ、昔もそうだった、と言えばそうかもしれない。 何でも、コンピューターによる高速取引というのがあるらしい。 短い間で何度も取引をする。 もちろん、機関投資家と言われている人たちだ。 ぼくらは売り買いをするたびに手数料を取られるから、そんなことはやってられない。 コンマ何秒の間に、何回も取引するらしい。 また、そこに人工知能での制御が入って、ほとんど負けなしということだ。 利ざやは小さいが、数を売って稼ぐらしい。 ぼくは会社勤めをしていた時、父から言われて株を買うことにした。 まずは自社株。 株を持つと、必然的に株価の動きが気になるし、どうやって株が動いているかわかるようになる、と言われた。 だから、持株会を脱退して、わざわざ1000株買った。 あれはバブルの前だった。 結局2社ほど買って、バブルの時に上がって喜んだ。 しかし、売りそびれて値下がりし、まだ持っている。 父は、現金で持つよりも株でいくらかは持ったほうがいい、と言っていた。 その会社が発展すれば、株価は上がる。 長いこと持てる株を選んで、あまり投機目的で売り買いするのは勧めなかった。 ぼくも、そういうものだと思う。 結局インフレをヘッジするために株を買うという考え方だ。 もっと言えば、日本の企業を選んで投資することは、日本の発展にもつながる。 そういう意味での株取引が正常なものだと思ってきた。 しかし、2000年代に入って、完全に株は金儲けの手段になったような気がする。 コンピューターを利用した高速取引については、当局が規制したらいいと思っている。 マネーゲームと産業の育成は別にしてほしい。 コンピューターを使って、投機的に動くお金が世界中で大きくなりすぎた。 建設的にお金を使ってほしいと思う。 それが正しい投資だと思う。 |
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