考えたこと2

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小室等
BSで地球劇場という番組を谷村新司がやっているのだが、今週のゲストは小室等だった。
彼ももう70歳。
吉田拓郎、井上陽水、泉谷しげると一緒にフォーライフ・レコードを作った人だ。
日本のフォークの草分けの、次の人だと思う。
フォークをメジャーにした一人と言ってもいい。

番組ではPPM(ピーター、ポール アンド マリー)の歌を、谷村と一緒に歌っていた。
当時は谷村は関西、小室は関東でそんなに接点はなかったと思う。
番組の最後の方で、2人が対談していたのだが、最後に小室が「こんな風にお話できる日が来るとは思わなかった」と言っていた。
実際、そんな感じだったんだろう。

メジャーになったのは、「出発の歌(たびだちのうた)」だ。
歌ったのは上條恒彦だったが、バックの六文銭というグループのリーダーが小室等だった。
中2からギターを始めたぼくは中3でこの歌を聞いた。
イントロのギターのアルペジオがかっこよくて、当時のギター本を買って弾いたのを覚えている。
吉田拓郎の最初の奥さんは六文銭のメンバーだったはず。

今は「たびだちのうた」で検索すると、ミスチルの歌が最初にヒットするようになった。

中学のころに聞いていたフォークソングを歌っていた人たちも、もう還暦を超え70歳あたりになっている。
昔は髪とヒゲを伸ばしてジーンズ姿だったが、今はテレビに出るときはブレザー姿。
年をとった。

番組では、ボブ・ディランのBlowin' in the windも歌っていた。
実は、若いころはあんまり好きじゃなかった、と言っていた。
でも、ボブ・ディランは当時みんなの憧れの的だったから、言えなかったらしい。
年をとって、聞き直すとよくなった、ということだ。

若いころは、無理していたんだなあ。
カッコつけて、やっていたんだろう。
70歳にして、本音を笑いながら語っていた。

そうだった。
みんな、ギターを持って、カッコつけていた。
70年代。
いい時代だった。

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