考えたこと2

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メンヘラ
メンヘラという言葉、子供が使っているので知った。

意味はメンタルヘルスを患っている人、ということ。
メンタルヘルスを略してメンヘル、それに人を表す英語の接尾辞の-erがついて、メンヘラになるという寸法。
どうも、語感で言うと、深刻なメンタルヘルス不調を持った人というよりは、そういう類の不調を訴えている人、という感じだ。
一説によると、2ちゃんねるのメンタルヘルスの板にいるような人、という説明もあった。
これなどは、深刻なメンタルヘルス障害を持っているというよりも、すぐに不調を訴えたり、人に依存するというような性格的なものを含んでいるような気がする。

若い人の言い方も、「メンヘル」というのは、ちょっと揶揄するような感じがある。
ちょっとした「うっとうしさ」を語感に持っているということだ。
少なくとも、病人という感じはない。

どうも、新型うつ病に通じるものがあるような気がする。
新型うつ病というのは、今までのうつ病とタイプが違うという症状。
それを病気といっていいのか、という議論もある。

特徴は社会人でいうと、仕事に行く時だけ不調になるということだ。
今までのうつ病は、仕事にいけなくなる時には、外出自体がダメという症状が多い。
要は、仕事以外でも活動自体が不活性になるということだ。

でも、新型うつ病は、仕事以外の外出は平気だ。
友達に会いに行ったり、映画に行ったり何ともない。
それでも、仕事には行けない、という症状。

それに加えて、医者がそういうことができるのなら、仕事にも行けるのではないかとか言うと、怒り出す元気がある。
医者に、自分はうつ病なんだから、行けないのだと主張したりする。
そんな元気さがあるのが特徴。

また、従来のうつ病が自責的であるのに対して、他責的であるともいう。
悪いのは自分ではなく回りだ、ということらしい。

とにかく、今までのうつ病とは違う。
そんな症状の人たちをメンヘルと言っているのだとすれば、なんとなくわかる。

ネットの住人たちも、こいつらオカシイと思っているのだろう。

精神科医の中にも、オカシイと思っている人がたくさんいる。

そういう世相を表している言葉かもしれない。




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