考えたこと2

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卒業式
今日は長男の卒業式。
生まれて初めて学校行事に出席した。

卒業式というのは、別れの儀式だ。
特に、大学の卒業式というのは、学生という身分から社会に出て行くという意味も加わって、別れとともに、旅立ちの儀式になる。

式は淡々と進む。
学部生から始まって、修士、博士と学位記授与。
各学部、研究科の総代1名が学長から授与される。
総代に渡すだけで40分ほどかかる。

その後、学長の挨拶、記念講話と続く。
そして、グリークラブの歌、オーケストラの演奏。
「威風堂々」だ。

クラシックはほとんど聞かないが、この「威風堂々」はいい。
卒業式で聞くと、堂々と一歩を踏み出して未来に向かっていくという感じだ。

小学校から数えると、16年の学生生活。
大学院までいくと、18年になる。
その長かった学生生活に別れを告げる。
今日を最後にもう一生会わない人もいるだろう。
その友たちもそれぞれの道に別れて歩んでいく。

ぼくは大学の卒業式に出なかった。
儀式めいたものがなんとなくイヤだったからだ。
そういう時代の雰囲気だったと思う。

そのくせ、最後に引き払った下宿の何もない部屋で寝袋で寝た。
それに何の意味があったのか、今ではわからない。
たんに学生という自由な身分への未練だったのかなと思う。
3月の終わり。今ごろだったなあ。

結局は、卒業式に出るのがめんどくさかったのかもしれない。
下宿で寝ていたのだ。

今日、卒業式に出て、自分の時はどんなだったろうと思った。
36年前のことだ。
後悔は先に立たず。

威風堂々で、いい卒業式だった。



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