考えたこと2

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クルマの進化
インターネットやコンピューター、視覚の代わりになるデバイスの発達が、クルマを変えようとしている。
アップルやグーグルがクルマを作る時代。
既存のカーメーカーは危機感を持っているらしい。

Nvidiaというと、画像処理専門の半導体を作っている会社。
普通のパソコンのグラフィックを制御するチップの会社だ。
この会社がクルマの目を制御することになるという。
AudiがNvidiaと10年前から共同開発をしているとのこと。

この会社は、クルマについているカメラの画像を処理するチップを開発した。
グラフィックチップは今でも非常に高速だ。
新しいチップは、テラフロップス(1秒間に1兆回)を超える演算をして、最大12台のカメラで捉えたイメージを同時に処理できるという。
Deep Neural Networkという技術を使った人工知能で、「Deep Neural Networkを自動車に応用すると、単にオブジェクトを認識するだけでなく、置かれた状況を理解することができる。」とのこと。

スゴイ技術だ。
横断中の歩行者や、一部が見えていない自転車に乗った人なども正しく認識するらしい。
こういう技術がなければ、自動運転車はできないだろう。

単に道を走るだけなら簡単だ。
何が飛び出してくるかわからないのが、リアルワールド。

さらにスゴイのは、夜でも識別ができて、渋滞もわかるという。
前のクルマがブレーキランプを踏んだということも認識して、対応できる。
レーダー無しにカメラの画像だけでやってしまうのは素晴らしい技術だ。

時代はどんどん進んでいる。
スマホやカメラが進歩し、機械学習が進歩し、クルマの各部分が電気的に独立して、要素技術は揃ってきた。
コストを考えなければ、もう自動運転車は可能な領域にきているのかもしれない。

そうなると、古くて新しい論争が出てきそうだ。

はたして、クルマは移動の道具なのか、それとも人間の動くという欲求を拡大したものなのか。

どっちも真実だから、難しい。


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