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2014.02.16 Sunday
ホンダのリコール
ホンダが自動変速機の制御プログラムの不具合でリコールをするとのこと。
車種は新型のハイブリッド車。 フィットとヴェゼルだ。 変速装置そのものではないのでまだマシだが、今回全く新しいシステムを使っているので、発売にどうしても間に合わなかったのだろう。 制御プログラムというのは、難しい。 ここからは想像の世界だが、実社会で起きる現象を、実験室や限られた走行モードで網羅するのはやっぱり無理なんだろう。 リアル・ワールドではいろんな使い方がある。 制御プログラムを詰めるためには、時間が足りなかったのだと思う。 一昨年から昨年にかけて、ホンダは国内生産を維持するために軽の開発をした。 その間、軽以外の車種の大きなモデルチェンジはなかった。 ディーラーからは軽ばかりではなく、他の車種も…と言われていただろう。 Nシリーズが出て、ようやく軽以外の車種を出せる余裕ができた。 それが2013年。 もちろん、Nシリーズを出していた時もハイブリッドの開発チームは頑張っていただろうが、まったく新しいシステムを出すには、シンドかったのだろう。 プリウスに勝たないといけない、というミッションもあった。 きっと、辛いが、やりがいのある仕事だったと思う。 残業、休出の連続だったろう。 よく頑張ったが、リコールを出してしまった。 これも産みの苦しみだ。 仕方がない。 次のハイブリッドは、ノーリコールでやってほしい。 |
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