考えたこと2

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"就職をあきらめさせない"ための取り組み
今年も厚労省が、文科省・経産省と連携して「未内定就活生への集中支援2014」を実施するらしい。
これ自体はいいことだと思う。
支援しないより、支援した方がいいに決まっている。

しかし、「支援」というのは、もともとやる気のある人を応援するという意味だと思う。
その意味で、行政がやっていることはちょっと的外れな部分がある。
今就職を支援しないといけない人の多くは、「やる気のある人」ではないのではないか。
それが現場感覚だと思う。

多くの大学の就職関係者は、今の時点で就職できていない学生をほったらかしにしようとはしていないだろう。
どうにかして、就職してほしいと願っているのだ。
直接電話をしたり、先生経由で連絡を取ろうとしたり、友達経由でつかまえようとしたり、涙ぐましい努力をしている。
それでも、アルバイトをしていて就職する気がなかったり、電話に出なかったりする。
そういう現実がある。

そもそもなんで就職できないのか。
その理由が分かっていないのではないか。
もちろん、なかにはやる気はあったが、何度も選考に落ちて、就職をあきらめてしまった人もいるだろう。
その、落ちる理由が問題だ。

一つは、真剣に自分の将来について考え、就職するということと向き合っておらず、そもそも就職をしないといけない、と思っていない人がいるということだ。
アルバイトでかまわないと思っている人もいる。というか、そうとしか思えない学生もいるのだ。

もう一つ、落ちている理由として、基礎学力がない人もいる。
基準を満たさないから、通らないのだ。
そういう人がなぜ大学に入学し、そして卒業できるのかは別として、そういう要因もある。

だから、大学を出るときになって支援するのでは遅い。

本当に支援しないといけないのは、小学校、中学校、高校だ。

いつまでもモグラたたきみたいな支援をするのではなく、元をちゃんとしないと良くならない。

国は元を良くすることを考えてほしい。

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