考えたこと2

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ももクロの歴史観
ももクロというのは、「ももいろクローバーZ」という17歳〜20歳の女性の5人組のグループ。
彼女らに戦争の事を聞いた社会学者がいるらしい。

それによると、戦争が終わったのは1038年で、当時同盟を結んでいたのはアメリカとのこと。
鎌倉時代の前に終戦を迎えているとは、驚きだ。
同盟国はアメリカというのは、わりと多くの若い人たちが思っていることだ。
今の状況を考えると、そう思えるのだろう。

社会学者によると、彼女らは古代史や中世史には詳しいらしい。
ところが近現代になると、とたんに知識がなくなる。
小、中、高と古代史から順に習っていき、近現代史になると時間がなくなるという授業を繰り返してきた。
明治維新のあとくらいから、駆け足になる。
要は習ったことは覚えているが、習っていないことは覚えていないのだ。

古代、中世も大事だが、近現代史はもっと大事だ。
特に中国、韓国が戦争の歴史を自国で教育しているのだから、日本もそういう教育をしないといけない。
中国人、韓国人が知っていて、日本人だけが全く知らないとなると、戦争責任については無責任と思われても仕方がない。

彼女らが悪いのではない。
教育が悪いのだ。

ぼくらの頃も近現代史は学期末で間に合わなかった。
今と同じだ。

しかし、これをちゃんとやらないと、いけないと思う。

せめて、日本とどの国が同盟国で、連合国とはどこなのか、日本が戦前おかれていた環境とアジアの状況くらいは必修にしないとイケナイと思う。
いろいろな意見があるのはわかる。
だからといって、教えないというのはダメだろう。

若い人たちが、中国や韓国の人と話をしていて、戦争の話になったときに、「だって、習ってないんだもん」と言わないですむようにしてあげないと…。

それは大人であるぼくらの義務だと思う。

先生方はそう思わないのか。
特に日本史の先生は…。

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