考えたこと2

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悟空の大冒険
しつこいようだが、アニメつながりでもう一つ書く。

手塚アニメで、マンガが出ていないのは珍しい。
「ぼくのそんごくう」という元になったマンガはあるが、「悟空の大冒険」は全く新しいアニメで、アトムの後に放送された。
手塚アニメとしては珍しい、ドタバタコメディの要素を入れたアニメだった。

「悟空の大冒険」という題名から分かるとおり、西遊記を元に作られている。
孫悟空というどうしようもない暴れ者の猿が、インドにお経を取りに行く三蔵法師の手下になって、旅をするという物語。
そこに原作にはない、竜子という女性キャラを入れていた。

キント雲(正式には筋斗雲)という悟空が乗る乗り物や、大きさが自由に変わる如意棒、身体の毛を抜いて吹くと悟空の分身が現れるなど、原作の味は残して、ドタバタギャグを入れたアニメだった。

猪八戒(豚の化け物)や沙悟浄(カッパの化け物)という脇役も原作通りだった。

竜子(たつこ)の役割はよく覚えていないのだが、時にはよいこと、時には悪いことをやる、というような「どっちかわからない」女性だったような気がする。

何といっても、このアニメも主題歌が印象的。

オープニングの「悟空の大冒険マーチ」は、ドタバタのギャグアニメという雰囲気を伝えるものだったし、エンディングテーマの「悟空が好き好き」という歌は「学校が好き好き好き」というフレーズが忘れられない。

これもYoutubeにあったので、リンクを紹介します。
悟空の大冒険マーチ、悟空が好き好き、悟空音頭が入っています。
http://www.youtube.com/watch?v=khpKEdr6dc8

アニメの主題歌というのは、最近の商業主義でCD会社とタイアップしており、3ヶ月や半年で変わる普通の歌になってしまった。
昭和のアニメにはそれぞれの主題歌があり、そのアニメが続く限り変わらない。
今でもサザエさんやちびまる子ちゃんはその伝統を引きついでいる。
イントロが流れると、メロディを思い出すし、歌詞を覚えているものもある。
アニメの作り手の思いや夢が詰まっていた。

そんな歌が商業主義の中に埋没してしまったのが残念だ。

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