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2013.08.06 Tuesday
エイトマン
アニメつながりでいくと、エイトマンを忘れるわけにはいかない。
平井和正の原作で、桑田次郎の絵。 桑田次郎は銃砲等不法所持か何かで問題を起こして、いなくなったはず。 こちらはロボットものになる。 東(あずま)という探偵が主人公。 エイトマンが東に化けている、という設定。 エイトマンは誰にでも化けることができるロボットだった。 元は刑事だったが、殺されて、谷博士という科学者に脳の記憶をエイトマンに移し替えられる。 エイトマンは皮膚や背丈が変わるだけではなく、弾よりも早く走れるし、力も強く、めちゃくちゃ強かった。 新幹線の横を走って追い越すという、当時らしい絵があった。 最終回は超人類(新人類ではない)ミュータントという化け物みたいな能力をもった突然変異の子どもが出てきて、そいつらと戦う。 これがけっこう憎たらしい子供たちだった。 子供心に、憎たらしいガキだと思ったものだ。 結局エイトマンが3人の超人類のうち1人を倒すのだが、残りの2人は逃げてしまう。 しかし、地球は救われる、というような話だったと思う。 このエイトマンは、エネルギーが不足するとベルトのバックルの中からタバコのようなものを出し、それを吸うと回復するような設定だった。 もちろん、人間の食べ物も食べるのだが、後でお腹のあたりを開けて、みんな捨てていた。 少年漫画にしてはちょっと暗めの主人公で、ロボットであることを悩み、隠して生きている、という設定。 主題歌のイントロが印象的で、パパパパンパーンというファンファーレみたいなメロディのあと、エイトマーン、エイトマーンという歌詞で始まる。 エイトマンには鉄腕アトムとはひと味違うオトナっぽさがあり、主人公の東探偵がエネルギーを摂るためにタバコを吸うという、何とも言えない人間くささが哀愁を漂わせた。 小説で言うと、アメリカのハードボイルドものの探偵という感じ。 エイトマンの主題歌のフルバージョンがあったので、興味のある人はこちらを見てください。 http://www.youtube.com/watch?v=vcTELCKq7bo いやー、なつかしいなあ。 光る海 光る大空 光る大地 ゆこう無限の地平線 走れエイトマン 弾よりも早く 叫べ胸を張れ鋼鉄の胸を こういうのが、アニメの主題歌だ。 |
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