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2013.03.20 Wednesday
世界標準
そういえば、野球の解説でカウントのしかたが変わった。
ストライクとボールの順番が入れ替わったのだ。 それにつれて、ボールとストライクの表示も変わった。 ボールが上で、ストライクが下だ。 SBOがBSOになった。 先シーズンからそんな事になっていたが、やっぱりアメリカに習って変えたのか。 つまり、今までワンストライクツーボールなどと言っていたのが、ツーボールワンストライクになったということだ。 野球の発祥国アメリカのやり方に習って変えないと、大リーグの中継などを見ていると勘違いするからかもしれない。 アメリカがやっていることが、世界標準になった。 一方、柔道は日本が発祥だが、今のJudoを見ているとなんだかオカシイ。 完全に勝負からゲームになった感じだ。 時間を切って勝負を決めないといけない、という制約があるので、あんな形になったのだろう。 指導とか有効とか、わけがわからない。 日本伝統の一本勝ちは姿を消した。 ボクシングと同じように、階級制になった。 柔よく剛を制すとか、小さい人が大きな人を投げ飛ばすという柔道の醍醐味はあまり感じない。 そういうことがあるから、TPPにみんな反対するのだろう。 日本は国際交渉が下手なのだ。 TPPは環太平洋の国々で貿易のルールを作ろうという交渉。 すでにいろんな領域で合意された決めごとがあるらしい。 その交渉に参加するという決断をした。 それは正しいと思う。 交渉の外にいては何もわからない。 外圧がないと、変わらない国内の事情もある。 いずれ、少子高齢化によっていろんな仕組みを変えないと、国がやっていけない。 払う人よりももらう人が圧倒的に多いのだから、仕方がない。 それが必要だと思っておこう。 |
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