考えたこと2

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世知辛い
「せちがらい」と書いて変換すると、「世知辛い」という漢字になる。

意味は『世渡りがむずかしい。暮らしにくい。「―・い世の中」、金銭に細かくて、けちだ。抜け目がない。「―・い商法」』と書いてある。
この言葉もあまり使われなくなった。

「世知」というのは、もともとは世渡りの知恵ということらしい。
それが「辛い」という強調をされて、世渡りが難しい、という意味になる。
転じて「けち」という意味にもなったらしい。

多くは、世知辛い世の中だ、という使い方をされる。
住みにくい時代になった、という嘆くのがほとんど。

世知辛いやつ、という言い方をすることもある。
けち、という意味だ。

ぼくはあまり使わない。
書かれたものを読んだり、話しているセリフを聞いたりしたのがほとんど。
ウチの親は「世知辛い」を実際に使っていた。
ニュースを見ていて、「世知辛いなあ」ということがあった。

そういうふうに、自分は使わないけど、知っている、という言葉がある。

家族が使っていたり、テレビやラジオで聞いたりして、こんな時に使うんだろう、と思っている言葉だ。

こういう言葉が減ってきた。

家族のつながりが薄れ、自分の好きなものだけ見たり聞いたりして生活できる世の中。

世知辛い世の中だ…。

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