考えたこと2

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橋下市長ガンバレ
橋下市長になって、何回かテレビの討論を見たり、Webでの論戦を見たりした。

今までの政治家ではないというのがぼくの感想。
どこが一番違うのか。
現場のことを勉強して知っているということだ。
そして、現場の現実に即して考えていると思う。

政策にはいろいろとあるだろう。
その中で、現実に応じて最適なものを選択していく。
そんなに多くの選択肢があるわけではない。
現状を変えるのか、現状を維持するのか。
変えるならどう変えるのか…。

彼のいいところは、批判している人に、では今はどうなのか、と問うところだ。
今の状況をみて、それでいいと思うのか?と問う。
労組のこと、教育のこと、市政のこと、全てがそうだ。
変え方に反対しているのなら、対案を出すべきという考え方。
変えないほうがいいと思っているなら、現状の問題点を言う。
そんなことが言えるのは、現場を知っているからだと思う。
だてに府知事をやっていたわけではない。
また、彼の言っていることには納得できる。
市と府の行政機構がダブっていて、府がやろうとしても市が反対すればできないとか、大阪市の規模からして市長が一人で見ることはできないとか…。

多くの人は反対のための反対をしているように見える。
既得権の維持というヤツだ。
教育委員会しかり、労組しかり、市会議員しかり。
教育について話すときに彼が言うのは、去年教育委員会の学校視察が1回だけだったこと。
これを言われてはぐうの音も出ない。
どうして1回見て回っただけで、学校の状況がわかるのか、と言う。
それも現状が素晴らしいならまだしも、全国平均から劣っているではないかと問う。

既得権の維持をしたい人にとっては、うるさい存在だろう。

香山リカという精神科の医師が言っていた。
精神疾患の施設の補助が減らされて、大変困っているのはどういうことか。
橋下が答えて、それは申し訳ないが、その分は高校生の方に回させてもらった。
あなたは、自分の関係するところにお金が来ないということだけ文句を言っているんですか?
不満気に香山リカは、そうだ、と応えた。
あれはみっともなかったと思う。

お金が湯水のようにあれば、補助はしたいが、プライオリティというものがある。
それを決めるのが、選挙で選ばれた政治家の役目。
それをしないで、何でも従来通りでずっとやっているのなら、政治家は要らない。
精神疾患の施設への補助は増やしていきたいと思っているが…。
そんなようなことを言っていたと思う。

ぼくは橋下市長の言っていることが正論だと思う。

東北の瓦礫に関して、受け入れすると放射能が…と言っている団体に対して、今まで絆、絆と言っていて、そんな情けないことを言うやつは、子孫として日本に残したくない、とまで言ったらしい。
もちろん橋下市長は瓦礫に含まれる放射能は、人体に影響がないレベルだと理解しているのだろう。

あれだけ、復興、復興と言いながら、復興を阻害している瓦礫の受け入れを拒否するという団体がいる。
原子力の専門家は、問題ないレベルだと言っているのではないか。
少なくとも、橋下市長はそう理解して言っている。

橋下市長はエキセントリックなところはあるが、そこらにいる政治家に比べると、よほど政治家らしい。

物事を決めるのが、行政の役割、とはっきり言っている。
極端に言えば、間違っていてもかまわない。
間違っていたら、直せばいいのだ。
それがリーダーの役割だ。

学者は何も決めない。ごちゃごちゃ言っているだけ、と最近は手厳しい。
しかし、実際見ているとそんな学者ばかりだ。
体制にどっぷり浸かりながら、体制に文句を言う。
まさに卑怯者のやることだと思う。

橋下市長ガンバレ。





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