考えたこと2

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卒業
卒業といっても、ダスティン・ホフマンの映画ではない。
歌である。

歌といっても、いろいろあるが、斉藤由貴の「卒業」という歌。
80年代の歌がいろいろ入っているCDを借りてきて聞いていたら、この歌も入っていた。

松本隆作詞、筒美京平作曲。
ゴールデンコンビといって差し支えないだろう。
どちらもヒットメーカーだ。
1985年の斉藤由紀のデビュー曲。

この歌を覚えている人がどれくらいいるだろう。
日清食品のCMソングに使われたらしい。

この歌詞が面白い。

 だけど東京で変わってく
 あなたの未来は縛れない
 ああ卒業式で泣かないと
 冷たい人と言われそう
 でももっと哀しい時間に
 涙はとっておきたいの

この松本隆・筒美京平というコンビは、1975年に「木綿のハンカチーフ」のヒットを作っている。
「木綿のハンカチーフ」は、東京に行った男性のことを女性が慕っている歌だ。
最終的には東京に行った男性は、東京の魅力に負けて、女性が失恋するという失恋の歌。

それからちょうど10年経って、この「卒業」を作った。
「木綿のハンカチーフ」は70年代の時代風景を代表する曲と言われている。
10年経って、だいぶ景色は変わった。

東京に行く、ということはもうお別れだということだ。

「あなたの未来は縛れない」という。

遠くへ去った男性を慕うことは、もう無理だ、ということだろう。

今はどうなっているだろうか。

もし、この曲の続編を作るとしたら、遠くに去るのが女性になっているかもしれないなあ。


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