考えたこと2

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Commencement
卒業式のことをcommencementという、と次男が言っていた。

それはgraduationではないのか、というと、アメリカではcommencementとも言うのだという。

辞書をみると、commencementとは大学の学位授与式らしい。
しかしアメリカでは、大学以外の卒業式という意味もある、と書いてあった。なるほど。

ただ、この言葉の本来の意味は「始まり」ということだ。
「卒業式=始まり」ということがはっきりとしている。

日本では卒業式というと、別れとか、旅立ちとか、どちらかというと涙がクローズアップされる。
しかし、ドラマで見たことがあるアメリカの高校の卒業式では、生徒は黒いマントに四角い帽子姿で出てくる。
みんな、校長から卒業証書?を一人ずつもらい、首席の人のスピーチがあって、それからみんなで帽子を空に向かって投げ上げるシーンが出てくる。
明るい式だ。
国民性なのか、別れよりも、これから新しいことが始まる、という感じ。
保護者も笑顔だ。

日本でも、門出を祝福するという感じはあるが、やはり蛍の光窓の雪だ。
卒業式の演出は、圧倒的に涙だろう。

何年間かを共にしたクラスメートとは別れ、自分の決めた道に踏みだす。
別れは哀しいが、みんな未来に向かって進んでいくのだ。

卒業式は終わりではなく、始まりだ。

だからこそ、「仰げば尊し 我が師の恩」だろう。


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