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2011.11.17 Thursday
世の中の常識
世界は平等でも公平でもない。
世の中の常識である。 こんなことが分からない人がいる。 公平や平等という概念は必要だ。 しかし、現実と混同してはいけない。 世の中のいったいどこに、公平や平等というものがあるのだろう。 そんなものがないから、公平や平等という概念があるのだ。 今の学校は平等と公平に最上の価値を置いている。 たしかに最上の価値を置くべき概念なのだが、だからといって世間で実現しているのかというと、そんなことは人類史上、いまだかつて実現したことがないと思う。 先生たちもそれを教えない。 実際、先生たちは通知簿は絶対評価で、その人なりに頑張ったら◎をつけるし、◎の絶対数はいくらでもOKだ。極端な話、全員が◎でもよい。 しかし、世の中に出てしまうとそんな評価はあるわけがない。 逆に、頑張ったのにそれを評価しないのか、と言われ不公平と言われるのがオチだ。 先生たち自身が、内申書を書くときに(学校の言葉でいえば)不公平な評価をしている。 だから、不公平、不平等というのは当たり前だ。 同じように働いていて、どうしてあの人が登用されるのかという人がいる。 それはぶっちゃけて言えば、「あの人」がふさわしいと思うからだ。 どうしてもそれが嫌なら自分が辞めればいい。 どうしてそんな簡単なことが分からないのか。 世の中間違っている。 |
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