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2011.11.15 Tuesday
ベース
ベースは音楽を支えているもの。
だからベースという。 この楽器は奥が深い。 エレキベースもあれば、アコースティックベースもある。 アコースティックベースは、たいがいはウッドベースだ。 ジャズのトリオなどで、ドラムの横で大きなバイオリンみたいなものを持っている、あれがそうだ。 どちらであっても、音楽のコードのルート音を中心に弾く。 ルート音というのは、ドミソのコードの場合はドの音。 ルートという文字通り、根本の音。 80年代にチョッパーという弾き方が出てきた。 最初にやったのは、ラリー・グラハムというアメリカのベーシスト。 その後、スラップという名前で呼ばれている奏法。 親指で低い音を弾き、人差し指で高い音を弾く。 低い音を弾くときは、親指を叩きつけるように弾く。 高い音を弾くときには、弦を引っ張り上げて離す。 だいたい低い音と高い音は、オクターブ違いのことが多い。 一時このチョッパーベースに憧れて、エレキベースを買った。 ベースはネックが長く、フレットの幅が広い。 だから、押さえるのが難しい。 ベースは基本的には単音楽器だから、コードを押さえることはない。 しかし、弦が太いから、押さえにくいのだ。 ぼくの手の大きさなら、レギュラーベースは難しい。 だから、ミディアムスケールベースという、少しネックが短めのを買った。 このベースは3年ほど持っていたが、欲しいという人があって譲った。 エレキベースというのは、エレキギターの下4本と同じチューニングだ。 だから、簡単に弾けると思っていたが、左手は指をストレッチしないと弾けないし、右手も結構難しい。 チョッパーの音は簡単には出ない。 理屈では分かっていても、指の弦が当たるところが固くならないと、あんな音にはならない。 残念だが、ちょっとなめていたと言わざるを得ない。 そこまでやる気がなかったのだ。 譲って以来、ベースはあきらめた。 今度はギターでやってみようと思う。 |
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