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2011.01.30 Sunday
国債の格付け
国債の格付けがひとつ下がった。
普通なら総理はそういうことも予想して、そのときにどうコメントするか、考えておくべきだろう。 それが総理の役目というものだ。 時間の問題だったと思う。 個人資産が1000兆円、国債がたまりにたまって900兆円、毎年40兆円ほどの国債を発行している。 これは異常な状態だ。 これからどんどん団塊の世代が資産を使い始める。 今の路線なら、予算の規模は拡大する。 右肩上がりの時代に作った年金や保険のシステムを維持しようとすると、お金がかかる。 そうすると、いずれ財政危機が訪れる。 というか、いずれというよりもう訪れているというべきか。 それを市場は予測していた。 まともに考えれば、当たり前だ。 収入の倍使おうと思っても、一般家庭なら使えない。 借金をしても、一時的だ。 それを何年も続けてきた。 高度成長している間はまだよかったが、低成長になって、どうするかが示されない。 早く手を打たないと、本当に破綻するぞ。 縄張り争いをしている場合ではないと思う。 |
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