考えたこと2

2024.9.24から、今までhttp:で始まっていたリンクが、https:に変わります。申し訳ありませんが、リンクが見られないときは、httpsに変えてみてください。
CALENDAR
<< April 2025 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
+RECENT COMMENTS
+CATEGORIES
+ARCHIVES
+PROFILE
+OTHERS
仕事をすること
ぼくらの時代は、ある年齢になったら、仕事をするものだった。

もちろん、女性はそれ以外の選択肢もあったが、男性の場合はそうだった。
それ以外の選択肢はなかった。
その中で、何になりたいかという夢を見た。

失われた10年というが、今の30代の人たちは本当に気の毒だ。
生まれたときが悪かったという言葉ではすまされない。
そこでいったん、この「仕事をする」という事が当たり前ではなくなった。
フリーターとかニートとか呼ばれている人たちが増えた。
バブルが崩壊して、やむを得なかった。

今の若い人には信じられないかもしれないが、本当に仕事をするのが当たり前だった。
昭和50年代後半、オイルショックとはいえ、完全失業率は2パーセント台。
先進国の中でもダントツに低く、まだまだ日本は強かった。
今は完全失業率が5%台まで上がった。
だが、新卒はもっと高いだろう。

そんな風にして、仕事をすることが当たり前でなくなっていく。
西洋の国々は早くからそうだった。

アメリカの映画を見ていると、「お前はクビだ」と言われたら、その日のうちに段ボール箱に私物をまとめて、会社を出て行くシーンがよくある。
完全失業率が高くても、そういう社会ならやり直しがきく。
すぐにクビにできる、ということはすぐに雇えるということでもある。
すぐにクビにできないと、恐くて雇えない。
だから、日本では派遣や請負という人が増える。

10万人以上の新卒が仕事をあぶれる時代。
ぼちぼち考え直さないといけないのではないか。
それでなくても、年金や保険のシステムは破綻しようとしている。

日本国債の格付けが下がったという。

えらいことにならなければよいが…。



| | 考えたこと | 23:59 | comments(0) | trackbacks(0) |

コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://hdsnght1957kgkt.blog.bai.ne.jp/trackback/234443
トラックバック