考えたこと2

2024.9.24から、今までhttp:で始まっていたリンクが、https:に変わります。申し訳ありませんが、リンクが見られないときは、httpsに変えてみてください。
CALENDAR
<< April 2025 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
+RECENT COMMENTS
+CATEGORIES
+ARCHIVES
+PROFILE
+OTHERS
決めゼリフ
時代劇のヒーローというと、誰を思い出すだろうか。

遠山の金さん、大岡越前、水戸黄門、鬼平(長谷川平蔵)、銭形平次、丹下佐膳、眠狂四郎、鞍馬天狗、清水の次郎長、桃太郎侍…。

ぼくらは小さい頃から、彼らになじみがあった。
大きくなって、再放送で夕方見たりしたのは、遠山の金さん。
中村梅之助がやっていた。

今の30代くらいまでは、ヒーローのどれかは知っているかもしれない。
しかし、20代になると、もうほとんど知らないだろう。

大部分の時代劇のストーリーは簡単だ。
勧善懲悪というやつ。

いつものパターンで始まり、誰かが悪役に陥れられたり、殺されたりする。
そして、それをヒーローが調べて、大団円。
ここが見せ場。
遠山の金さんなら、悪役が言う。
「金などという遊び人の申すことを、お奉行様が信じるとは…」
そこで、見せ場になる。
「やいやいやい、この桜吹雪が目に入らねえのか」と言って、片肌を脱ぐ。
そこに見覚えのある入れ墨…。
ひれ伏す悪役たち。

水戸黄門なら、「助さん、格さん、もういいでしょう」と言って、印籠を出す。
「このお方をどなたと心得る。先の副将軍、水戸光圀公にあらせられるぞ。皆のもの、頭が高い。」
「へへー」と言って、皆が平伏する。

時代劇には、こういう決めゼリフがあるのが多い。

今思うと、決めゼリフというのは、勉強になった。

古い言葉や言い回しを覚えることができた。

必殺シリーズで、悪役が「そちも悪よのう」というのもあった。
悪役が越後屋になることが多かったので、越後屋というと、悪役ということになる。
漫才でよく使われた。

こういうのが、時代だなあ。


| | 考えたこと | 21:20 | comments(0) | trackbacks(0) |

コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://hdsnght1957kgkt.blog.bai.ne.jp/trackback/234426
トラックバック